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建設業の資金繰りと融資
- Makoto Matsuki
- 2月15日
- 読了時間: 1分

建設業は、工事が終わってからお金が入ってくることが多いため、工事の途中で材料費や外注費などの支払いが先に発生します。そのため、受注が増えるほど、手元のお金(運転資金)が必要になります。
銀行に融資をお願いするときは、「お金が足りません」と言うだけではなく、工事ごとに理由を数字で説明することが大切です。具体的には、工事内訳書(実行予算)を用意して、工事内容・工期・発注者(元請)・請負金額・支払条件・前受金の有無を整理します。さらに、請負契約書、工程表、工事別資金繰り表を見せて、「いつ支払いがあり、いつ入金があり、その入金で返済する」という流れを分かりやすく示します。
銀行は工事だけでなく、会社全体の資金繰りも見ています。工事が複数重なると支払いが一気に増え、黒字でも資金ショートすることがあるからです。そのため、受注工事一覧表や月次試算表も提出し、未回収工事代金と資金の不足額を説明します。
また、経常運転資金(給与・社会保険・家賃・リース料など、工事と関係なく毎月必ず出て行くお金)も合わせて管理していることを伝えると信頼されます。最後に、工事延滞や原価高騰などのリスクも所見として整理し、主要資材相場などの確認資料を添えると、銀行は安心して融資を検討しやすくなります。



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